エイジングケア しわ・シミ・ほうれい線におススメの化粧品は?

「エイジングケア」と「アンチエイジング」の違い

アンチエイジングとは、いつまでも若々しくいるために行う行為で、その人が持つ本来の寿命、年齢に応じた状態に体(肌)も気持ちも両方向から近づけていくことです。

 

なので、老化(加齢)をしない(したくない)ということではないので、あまり深く考えすぎないようにしましょう!

 

また、これらの手段として、生活習慣・医学・セルフケア(化粧品など)が用いられ、最近では遺伝子レベルでの研究がおこなわれているようです。

 

エイジングケアとは、加齢によって変化している現在の肌状態に応じて、化粧品等に認められた効能・効果の範囲内で行う、年齢に応じた化粧品等によるケアのことです。

 

なので、老化を防止するということではありません。エイジングケア商品と言って、すぐに飛びつかないでご自分の現在の肌状態のご確認ください。

老化(エイジング)の原因

エイジングとは老化・加齢のことではありますが、その原因には大きく分けて3つ存在します。

 

  • 活性酸素の増加
  •  

  • コラーゲン数の減少
  •  

  • ターンオーバー周期の乱れ・遅れ

 

  1. 活性酸素の増加
  2.  

    活性酸素とは、酸化力の強い酸素のことで、細菌やウィルスなど退治してくれる役割を持っています。

     

    しかし、増えすぎてしまうと何の問題も起きていない細胞や遺伝子を攻撃して、傷付けたりサビつかせたりと、老化を早める影響を及ぼします。

     

    また、20~30代くらいまでは増えてしまった活性酸素を体内で抑えてくれる力が働くのですが、加齢によってその抑える能力も衰えてしまいます。
    そうなっていくと、活性酸素は増えていく一方で、肌老化を引き起こします。

     

    ■活性酸素増加の原因

     

    ・紫外線
    ・過度な喫煙/飲酒
    ・精神的疲労(ストレス)
    ・肉体的疲労
    ・食品添加物
    ・呼吸

     

    活性酸素の増加は、生きていく上で避けられるものではありません。
    増やしすぎない為にも規則正しい生活が重要になってきます。

     

  3. コラーゲン数の減少
  4.  

    コラーゲンの減少は、肌老化の代表的な「シワ」・「ほうれい線」を生み出します。

     

    コラーゲンは年齢と共に少なくなっていくのですが、減りすぎてしまうとボールの空気が減って萎んでしまうように、肌も萎んでハリや弾力が無くなり、シワなどが目立つようになります。

     

     

     

    コラーゲンの減少も活性酸素同様に、生きていく上では避けられないことではありますが、早めてしまう原因が実はあり、それは「紫外線」です。

     

    紫外線はたくさん浴びてしまうと、コラーゲンの劣化・減少を招きます。
    日焼けをたくさんした人がシミやシワなどに悩まされるのは、その為だったのです。

     

    また、その他にも過度なダイエットや偏食をしていると、充分な栄養が肌深部まで届けられず、新しいコラーゲンを作ることができません。
    間違ったダイエット・偏食は、その時の肌の調子(ニキビなど)だけでなく、将来の肌(老化)に大きく関わるので、十分な配慮・注意が必要となります。

     

  5. ターンオーバー周期の乱れ・遅れ
  6.  

    ターンオーバーの周期が崩れると、普通であれば剥がれ落ちるはずの垢(老廃物)が、いつまでも剥がれずに肌に残ってしまうので、角質層が厚くなってしまいます。

     

    その結果、しみやそばかす・くすみ・小じわなどが早くから表れてしまいます。

     

    ターンオーバーは先の2つ同様に、紫外線やストレス・不摂生・スキンケア不足などが原因となって崩れていきます。

     

     

     

     

 

この1つの細胞の生まれ変わり周期は、おおよそ28日が正常と言われており、年齢によって遅くなっていきます。しかし、広く言われている「28日」周期ですが、これは、20代〜30代の目安周期になります。

 

以下が年代別ターンオーバーの目安周期になります。

 

10代  約20日
20代  約28日 (基準)
30代  約40日
40代  約55日
50代  約75日
60代  約100日
年齢を重ねるごとにターンオーバーの周期は遅くなっていきます。

 

■ターンオーバーが遅くなるとどうなるのか?

 

ターンオーバーが遅くなることで、自然に剥がれるはずの垢(老廃物)がいつまでも剥がれずに肌表面に残ってしまうので、角質層が厚くなります。
年齢を重ねると、傷が残りやすく、治りにくくなるのはその為なのです。

 

その他にも、下記のような肌トラブルが生じてしまうのです。

 

シミ、ソバカス
ハリ、つやがなくなる
くすみ
小じわ

 

■ターンオーバーが乱れる要因

 

ターンオーバーも、加齢の他に乱れる原因があります!

 

  • 紫外線
  • ストレス
  • スキンケア不足、間違ったスキンケア
  • 睡眠不足
  • 血行不良

 

肌老化を防ぐ3 つのポイント

まずは全体的にケアをして肌老化を抑えたいという方のために、規則正しい生活の他に、特に意識をしてほしい

 

  • UVケア
  • コラーゲンを増やす
  • 定期的なピーリング

 

こちらの3つに絞ってご紹介します。

 

 

1.UV(紫外線)ケア

 

 

全ての原因に出てきた「紫外線」。紫外線は肌老化を早める一番の敵です。

 

つまり、日焼けした黒い肌でも構わないという人でも、若々しい肌をキープしたいならUVケアはマストです!夏だけ徹底しても意味ないので、1年を通して行いましょう。

 

あくまで目安ですが、月別の紫外線量の違いです。確かに夏が1番多いのですが、それ以外の季節でも全くないというわけではありません。日々の積み重ねでダメージをくらってしまいますので要注意です。

 

 

UVケアのポイント

 

@ 日焼け止めのSPF、PAの意味を知る

 

 

 

 

対策をしないといけない紫外線にはA派(UV-A)とB派(UV-B)があります。(C派も存在しますが、地上には届かないので今回は入れません)日焼け止めにSPFとPAの両方表示がされているのは、それぞれ防ぐ紫外線の種類が違うからなんです。

 

 

 

 

SPF

 

紫外線B派(UV-B)を防ぎます。UV-Bは表皮を攻撃して、皮膚を炎症して赤くさせます。長時間外にいると日焼けしたと感じるのはこのUV-Bのせいです。それを防ぐのがSPF。

 

SPFの数字は、日焼け止めを塗らなかった場合に比べて日光を浴びて皮膚が赤くなるまでの時間を何倍まで延ばすことができるかを表しています。一般的に日光を浴びてから赤くなるまでの時間は20分と言われていますが、例えばSPF30の日焼け止めを塗った場合、その時間を30倍の600分まで延ばすことができるという意味です。紫外線を防げるレベルの高さを表しているわけではないのでご注意ください。

 

また、表示しても良いSPFの上限は50となっています(それ以上は50+と表記されます)が、1000分つまり16時間防げるというのは日常生活には必要のない時間ですよね。その分肌への負担は大きくなっていますので、基本SPFは低めのものを塗り直しすることで、十分防げます。逆に50だからと安心して塗り直さないほうが危険です。

 

PA

 

UV-A(紫外線A派)を防ぎます。UV-Aは真皮まで到達してコラーゲンを作る線維芽細胞を刺激したり、活性酵素を増加させたりします。UV-Bのように皮膚が赤くならないため、日常生活の間で気付かないうちに肌へ浸透し、気付いた時には取り返しのつかない大きなシミやしわになっている、という場合が多いです。

 

また、PAの表記には+、++、+++、++++の4段階あり、+が多い方が防ぐ力が強いことになります。2013年より++++ができました。

 

A 日焼け止めをこまめに塗り直すこと

 

実は、ほとんどの人が規定の量より少ない量しかつけていないのです。日焼け止めのSPFは、国際SPF試験法に基づき皮膚1cm2につき2mgをつけた場合の防げる時間を表記していますが、これを顔に当てはめると、500円玉分くらいの大きさになります。多くの方が、ベタつくのが嫌だったりケチって少量しかつけていないため、本当の力が発揮できておらず、数字はあまり意味のないものになっています。

 

では、きちんとした量をつければ数字の時間だけ防げるかというとそうでもないのです。なぜなら、汗と一緒に流れたり、化粧崩れによって効果が薄れているからです。基本的に2〜3時間たてば効果はなくなっているという認識でいてください。こまめに塗り直す必要があります。

 

B 日焼け止めの塗り直し方法

 

日焼け止めしかつけていない場合は、汗を拭くまたは洗うして肌を清潔な状態にした上で塗り直しをすれば問題ないです。ですが、多くの方がその上にファンデーションを塗っていますしメイクもしているので、そのような方でもできる塗り直し方法をご紹介します。

 

コットンに乳液(または拭き取り化粧水でも良い)をたっぷり染み込ませ、目元のメイクを除いてベースメイクをふき取ります。その後に日焼け止めを塗り直して、仕上げにファンデーションをすれば完成です。

 

もし全部を塗り直している時間がない場合は、特に化粧崩れの激しい箇所と、日が当たりやすいほお骨だけでもやりましょう。それすらする時間がないという方は、化粧の上からできるスプレータイプの日焼け止めや、UV機能がついたパウダーが販売されていますのでそちらを活用しましょう。効果は薄れますが、何もしないよりはましです。

 

C 日焼けしてしまった(紫外線を浴びた)場合の対処法

 

どれだけ気にしていても、海へ行ったり1日中外にいると日焼けはしてしまうもの。もし赤くなってしまった場合は、悪化させないために下記のことに気を付けましょう。

 

1.まずは冷やす

 

日焼け=やけどです!濡らしたタオルをあてる、氷や保冷剤をタオルで包んであてる、冷たいシャワーを浴びる等で日焼けした場所を冷やします。

 

2.すぐに美白ケアをするのはNG

 

日焼け直後から美白化粧品を使ったり何重もケアをしたりと手をかけてはいけません。日焼け=やけどとお伝えしたように、日焼けした肌はバリア機能が衰えている状態なので、美白化粧品の成分では刺激が強いです。まずは肌を休ませて回復させる必要があるので、1〜2日目は敏感肌用の化粧水+乳液のみにするなど、最低限の保湿ケアだけにしましょう。日焼けした部分は乾燥がひどくなっているので、保湿までやめるのはNGです。

 

ただ、化粧水すらしみるという場合は、無理につけてはいけません。その場合におすすめなのは「ワセリン」です。ドラッグストアで購入できます。

 

3.化粧は避ける

 

なるべくクレンジングの摩擦を避けたいので化粧は避けていただきたいですが、仕事等の関係で必要な場合は、ファンデーションはリキッドは避けてパウダーだけにするなどして、簡単に落とせるものにしましょう。

 

4.さらなる日焼けに注意

 

日焼けで炎症を起こしている部分がさらに日焼けすると、シミがよりできやすくなってしまいます。日焼け後は特に注意して、日傘をさすなど工夫しましょう。室内にいてもガラス越しに日焼けはしますので油断しないように。

 

5.身体の中からケアをする

 

紫外線は肌だけでなく細胞にもダメージを与えています。睡眠をたっぷりとる、バランスの良い食事をすることで、身体を休ませましょう。

 

 

2.コラーゲンを増やす

 

 

コラーゲンを増やすことで肌に弾力が戻ります。しかし、コラーゲンそのものを摂取しても、肌にはあまり意味がないんです!

 

まずは口から摂取した場合ですが、コラーゲンドリンクやコラーゲンボール、サプリ等で体内に入ったコラーゲンは、そのまま肌にいくわけではなくアミノ酸に分解された後身体の別の部分で使用されるからです。身体に1番必要な場所から順番に振り分けられて届けられるので、皮膚に届くのはほとんど最後、つまりドリンク程度であれば届いておりません。

 

なのでコラーゲンドリンクを飲んだからといって肌にハリが出るということはありません。コラーゲンを口から摂取することは、身体に栄養を届けるという点から見れば、決して悪いことではないです。身体にしっかりと栄養が備わっていれば、摂取したコラーゲンが皮膚に届くようになるので、栄養バランスの摂れた食事が肌にもいいというのはこういう理由もあるのです。

 

ですが、今すぐにでも肌にハリを与えたいという理由でコラーゲンドリンクやサプリを飲んでいるのであれば、お金の無駄になりますのでおすすめできません。

 

ではコラーゲン入りの化粧品はどうかというと、コラーゲンは分子が大きいので、奥の真皮までは浸透しません。

 

ではどうやってコラーゲンを増やせばいいかというと、コラーゲンそのものを摂取するのではなく、コラーゲンを作る線維芽細胞を活性化させる成分を化粧品から補うのです。

 

コラーゲンを増やすのに有効な成分には、特に「ビタミンC誘導体」「ナイアシン」「レチノール」があります。コラーゲンだけでなく、ターンオーバーを促進させる働きもあるので、マルチな肌老化対策としてはとても有効な成分です。

 

ただ、成分によって刺激の強さに違いがあります。基本的には刺激が強い程成分としての力は大きですが、刺激がありすぎても肌の負担になりますので、肌が弱い方は無理してつけるのではなく、まずはパッチテストをすることをおすすめします。

 

コラーゲンを増やすのに有効な成分

 

■ナイアシン(ビタミンB3)

 

1番刺激が小さいので、肌が弱めの人はナイアシンから取り入れるのがおすすめです。

 

■ビタミンC誘導体

 

成分表記にビタミンC誘導体とは載っていません。この中でも様々な種類があります。
探すときは「リン酸パルミチン酸型(APPS)」と載っているものを目安にすると間違いはないです。刺激はやや強めとなっています。まずはパッチテストをすることをおすすめします。

 

■レチノール(ビタミンAの一種)

 

1番刺激が強めです。パッチテストで問題なかった場合でも、まずは何日か置きにつけることをおすすめします。肌が慣れてきたら、毎日でも構いません。

 

 

3.定期的なピーリング

 

 

 

■ピーリングの効果

 

ピーリングとは、肌表面に残ってしまっている古い角質を剥がすことで、加齢によって遅くなっていくターンオーバーを早める効果があります。古い角質を人工的に剥がしてしまうことで、新しい細胞ができる準備が整い、コラーゲンも作られやすくなるからです。そのためしわ、たるみ、ニキビ、毛穴の黒ずみなど様々な肌老化に効果があります。紫外線を浴びて増えてしまったメラニン色素を外に出す作用もあるためシミにも効果的です。

 

肌を傷つけないために、自宅で行う場合の注意点をお伝えします。

 

■ピーリング剤の選び方

 

洗い流すタイプと洗い流さないタイプのものがありますが、肌への負担が小さい洗い流すタイプがおすすめです。また、ピーリングに有効といわれている成分に「サリチル酸」があります。確かに角質を剥がす効果はありますがその分刺激が強くリスクがありますので使う場合は十分注意しましょう。

 

■ピーリングをしてはいけない人

 

・乾燥肌、敏感肌の人
・日焼けをして赤くなっている人
・生理前、生理中、妊娠中、出産直後
・かぶれやかゆみ、ニキビなど、炎症系の肌トラブルがある人

 

■ピーリング中に気を付けること

 

力を入れすぎないようにしましょう。無理に力を入れすぎると、正常な角質まで剥がしてしまい、それを守るためにさらに角質ができてしまいます。やさしく円をかくようなイメージで。

 

力加減が難しい方は、人差し指を使わず、中指と薬指を使うのがおすすめです。

 

■アフターケア

 

ピーリングのあとは、肌が無防備な状態になっています。必ずいつもよりも保湿を念入りにしましょう。ピーリングをしてトラブルがあった人は、この保湿が十分でなかった可能性もあります。

 

■頻度

 

まずはパッケージ記載の頻度を守りましょう。ただし、成分が弱めの商品には毎日使ってOKという表示がありますが、まずは様子を見るために最低でも週1にしてください。記載がない場合も、週1を目安にしましょう。
ただし、肌が弱くなっているときに無理やりするのはNGです。もしも赤みやかゆみを感じた場合はすぐにやめてください。生理前だけニキビができるという方は、生理が終わってから1週間以内の1番肌が元気なうちにピーリングすることをおすすめします。

敏感肌は老け顔に見える!

肌本来のバリア機能が弱い敏感肌。乾燥やホコリなどの外部刺激を受けた敏感肌は、角層への影響だけでなく、肌のハリ・弾力の鍵となるコラーゲンを破壊し、真皮へダメージを与える微弱炎症を繰り返します。

 

結果として、肌のハリ・弾力が低下し、健康的な肌に比べて老けて見えてしまうのです。

 

 

 

敏感肌ケア×エイジングケアのおススメ